TIPS:ToggleKey活用事例

X02HTでのToggleKey(0.07g)導入事例を紹介させていただきます。
ハードキー割り当てアプリとして、ToggleKeyを導入するまではAE Button Plusを利用していたのですが、終話ボタンの割り当てにしか使っていないような状態で、他にもいろんな可能性を探ってみたかったので今回ToggleKeyを導入してみました。
もともとToggleKeyは、英語版デバイスなどでのキー入力補助のアプリケーションとして登場しましたが、バージョン0.07aでプログラム起動の機能が追加されたことから導入を検討し始めました。
ちなみにマナーボタン、電源ボタン、カメラボタンへの割り当ては従来通り単にLong_POC.lnkなどを使っています。ToggleKeyをうまく利用するとこれらのハードキー割り当てにも空きができたりするので、そのハードキーに別のアプリを割り当て可能になったりする利点もあります。
なお、SoftBankメールをOutlookに統合してあって、絵文字ファイルもインストールしてある環境で最大限の威力を発揮します。

  • 構想を練る

まずToggleKeyでどんなことをしたいかをしっかり考えます。私の場合、ToggleKeyで2種類の入力モード(通常モードと絵文字モード)を切り替えて運用しています。
【モード共通】

ホームキー1回押 SimpleMenuを起動(好みによってKTPocketLaunch2など)
ホームキー2回押 タスクマネージャを起動
終話キー1回押 終話キーの機能
終話キー2回押 AppClosePlus(AppCloseSP機能拡張)を起動(アプリ起動中ならそのアプリを閉じる、ホーム画面で回線接続中なら回線を切断する)
記号キー長押 通常モードと絵文字モードの切り替え

【通常モード】

記号キー1回押 EasyClipを起動
記号キー2回押 記号キーの機能

【絵文字モード】

記号キー1回押 絵文字1を表示
記号キー2回押 絵文字2を表示
記号キー3回押 絵文字3を表示
記号キー4回押 絵文字4を表示
記号キー5回押 絵文字5を表示
Action,Enterキー 表示した絵文字を確定
BSキー 逆トグル
  • インストール

ToggleKey.exeと、私の定義したtogglekey.iniを「\Program Files\ToggleKey」などのディレクトリに配置してください。
次に、StdLinkや拙作のMakeShortCut.mscrを使ってスタートアップにToggleKey.exeのショートカットを作成します。
togglekey.iniは、必要であればご使用の環境に合わせて適宜書き換えてください。
バイスを再起動するとToggleKeyが起動されて常駐します。

  • 感想


一応かなり頑張って使い勝手を考えたつもりですので、個人的にはただでさえ使いやすいX02HTがさらに使いやすくなりました。
ToggleKeyで私が考えうるすべての機能を実現させることができましたので、私のX02HTではもはやなくてはならないアプリケーションとなりました。
作者のさひろ様には改めて感謝いたします。要望にも応えてくださり、本当にありがとうございました。